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そんなワケで、そんなワケなのでした。
この前の「師の門を叩いた」ことについてだが、渋谷のルデコでのグループ展を見に行ったその場の駆け込みでアポを取り、渡部さとる氏主宰のWorkshop 2Bに参加させてもらうことになった、というワケだ。

210万画素のデジカメを手に入れたのが9年前、それからコツコツ知識を増やしていったが、でも自分流のものしかないので、プロの知識に触れてみたいのと、もう一歩踏み込んで写真をやってみたいと思っていた。

で、昨日はその第１回目。露出について、カメラやレンズの仕組み、分かっていたようで初めて知ったような、面白いお話でした。

そこで出た話のひとつが、知っている人も多いと思う「感度分の16」。晴天時にレンズの絞りをf16にして、フィルムISO感度分の１のシャッター速度にすれば、それが適正露出になるという理論。渡部氏の著書『旅するカメラ』で私も知り得ていたが、もう一度初心に返ったつもりで実践してみようと思う。

いちばん印象に残ったのが表現についての話。自分の感性でものを見ない、表現が生まれるにはバックボーンがある、といった趣旨であった。単に趣味の日曜カメラマンなら誰も何も言わないと思うが、作品として世の中に発信していくには理由が要る。何を見て考え撮って何故見せるのか？カメラが、レンズが、というのを超えた、もはやメッセージである。そのことは今まで頭では分かっていたつもりだが、いろんな写真家の作品を交えながら聞くのには重みがあった。

といったような感じで、最初の宿題は「感度分の16」。ISO400のポジフィルムを使うこと。というと、フジのプロビア400Xしかない。冷蔵庫の中に入れてあったかなぁ。

コメント 5

2Bだったんだ～。
氏は1961年生まれ、三碧だ。
若いうちの活用をお勧めするー。
顔広そうだし、目指せアシ！
by monomania (2010-10-25 00:44) 

占いのことはよく知らないが、関係も写真の幅も広がればなぁ
と思うけど、、アシかぁ、う〜ん。。
by chillout (2010-10-25 14:18) 

うお～、めちゃくちゃうらやましい・・・
by ちーず (2010-10-25 22:18) 

素晴らしい経験でしたね！

>自分の感性でものを見ない、表現が生まれるにはバックボーンがある、

まさに、そうだと思います！
by cjlewis (2010-10-26 00:22) 

>ちーずさん
前々からどうしても行ってみたかったのでして＾＾
偶然にも（？）沿線が同じなのです。

>cjlewisさん
感性で撮れるなら何でもアリになってしまいますしね＾＾；
表現の裏の背景のことを「系譜」と仰ってました。
by chillout (2010-10-26 14:01)