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昨日はWorkshop 2Bの3回目。

感度分の16を基本に、いくつかの露出のパターンを実践しながら、江古田の町を撮り歩くというもの。本来は先週のはずが、雨だったため撮影は一週間延期になっていた。

モノクロ写真は当然ながら色ではなく光なので「ハイライトを中心としたグラデーションで構成される」とのこと。頭では理解していたつもりだった。しかし、それが「構図」であるということまでは考えが及ばなかった。

今まで「真ん中かな〜」「被写体を中心から外してみようかな〜」とかカラー写真のような被写体ありきな感覚(?)で構図を決めていたが、自分で納得がいかないことが多かったのは、この辺が理由なのかもしれない。

写真だけに限ったことではないと思うが、誰しも大なり小なり意図があって表現しているのだろうが、作品として認められるものには、ちゃんとした理論や技術によっても支えられているのだなと実感する。

それから見る写真集というのは、何度も見たことがあるものでも、今までとは違った読み方ができる気がする。

「なるほど!!」な一日だった。

昨日撮影のネガで、次回は暗室でのプリントとなる。ワクワク、ドキドキ、楽しみだ。


HASSELBLAD 503CXi + Planar CF80mm/f2.8 T* + TMY
於:2009年3月 山形県東置賜郡高畠町
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コメント 3

cjlewis

私見ですが、、、
物撮りやポートレートは、やっぱ、
伝えたいイメージを表現するにはどうしたらいいか、
機材、技術的なことも含め、かなり考えないといけないと思います。
でも、スナップは「瞬間」だったりもしますから、
その場でじっくりと考える前に
被写体を追うことになることもしばしば。
そこでどんな写真が撮れるかは、
日頃のトレーニングだと思うんですね。
例えば、サッカー選手が日々リフティングの練習をするのと似てるなあ、と。
by cjlewis (2010-11-07 12:11) 

ちーず

貴重な体験ばかりですね^^
うらやましいです
こうした体験記が参加できない者へのいい勉強になります

体感露出が有用であることをプリントをしてみて感じました
揃った濃度でネガを作成しプリントすることで
アウトプットをより自分のイメージに近づけることができますね
by ちーず (2010-11-07 17:49) 

chillout

>cjlewisさん
言われてみればそうでした!出会いってのもあるのかもしれませんが
瞬間をどう捉えられるかは撮影者のセンスですよね〜。学んで
眼を養うってことでしょうかね。

センスが良くても作品にするにはやっぱり道具も技術も重要かな
とは改めて思いました。ライカだったりハッセルに行き着くのには
理由があるんでしょうね。。

>ちーずさん
気がつくの早いですねー。露出の重要性に気がつくのに私はまず
3年掛かりました。笑
師匠も惜しみなく知識を分けてくださり、私も運がいいかも
しれません^^今度お会いした時にまた詳しくお話ししますね!
by chillout (2010-11-07 19:46) 

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