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台風一過

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台風が接近した2日目。渋谷へ向かうときは小雨程度だったのが、しだいに雨が強くなり暴風雨に。前記事、ゲリラ豪雨じゃないよな。

お客さんは、雨だろうが何だろうが、熱心な人は来る。(たまにだけど)

そこは渡部さとる師匠。大人物もいらっしゃるのだが、名前は知っていても顔は知らないことがほとんどなので、誰が誰だかよく分からない。

本日2人目のお客様。急ぎなのか、歩きながら流し見程度に見ていき、自分の写真の前で歩みを止めた。これは緊張する。

「ネェこれ○○さんって言うの?すごい名前だね」

僕の名前は滅多にないので、名前のことで尋ねられることもある。「何だ名前か」とは思わない。キャプションを見てくれたということの証だからだ。

よくは知らないのだが、大抵多くの人はキャプションは読まずに、写真だけを見ているらしい。

しかし、パッと見て何が写っているか分からない写真は、人はじっくり見ようとする。そしてキャプションを読み、自分の中の知識や経験と照らし合わせながら、写真を理解しようとするのだとか。なるほどね。

じっくり見られるということは、当然プリントは上手くないと話にならない。ゴミ・キズなんてのはもってのほかだ。

そんな話を、僕の作品を前に渡部さんは教えてくれた。その上で僕の作品がどうなのか、言わないのが渡部師匠らしくて好きだ。

閑話休題

そのお客様には、名前だけでなく「良い写真だねー」とも言っていただけて、ひと安心。でも流し見だからな、と思いきや、後で芳名帳を見たら森谷修さんだった。

その後、雨脚は強くなり、台風が直撃する。外に出たらビニ傘が飛ばされそうで、傘をさす意味が無い。
この状況の中で友人知人にも沢山来ていただいて本当に感謝。(きっと写真が上手くなりますよ・笑)
夕方になると、街は帰宅難民であぶれ、駅前には人が殺到している。「とぐろを巻く」とはこういうことを言うのかなと思う。
しばしギャラリーにて避難しつつ、自分もじっくり作品鑑賞。21時半頃出て、0時過ぎに帰宅。渋谷も地元も街中に傘が捨てられていた。これぞ台風一過じゃないかと思った。

ところで、言っとくけど僕の名前はドキュンネームとかキラキラネームの類いじゃないからね。
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