被災地に行ってきた #2
この日の宿は、内陸にある小野町。いわきと郡山の中間くらい。
今度で4度目の訪問になる。前回の訪問は2年前。(→http://chillout-camera.blog.so-net.ne.jp/2010-12-15) 小野温泉という、小野小町ゆかりの温泉地だそうだが、山間にある、のどかな町の雰囲気が好きだ。この町にも、原発周辺の住民が避難してきているらしい。
夕方6時頃、宿に到着すると、下駄箱には靴が一足もなかった。どうやら他にお客は居ないらしい。やはり風評被害のようで、開店休業状態なのだそうだ。
わざわざ、自分のためにお風呂も用意してもらって、かえって赤字ではないだろうかと心配になった。
翌朝、外は土砂降り。この霧の中にも放射性物質が含まれているのだろうか。福島第一原発からは直線距離にして37km、目と鼻の先だ。しかし心配は無用。ここは奇跡的に放射線量が低いそうだ。後に調べたら確かに長期間にわたって低かった。遠く離れた、首都圏のホットスポットよりも低い。10月下旬の時点でも0.09マイクロシーベルト。子供たちが普通に外で遊べるそうだ。
翌朝の朝食のお米がとても美味しかった。
2011-10-25 00:29
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| Comments(1)
ありがたいよね。
by カエル (2011-11-15 15:42)