SSブログ

廃液タンクはスッキリ、頭は・・・

2013020601.jpg

現像に使った廃液を業者に回収してもらう。
現像液はアルカリ度が高いため、水道に流すことができないらしい。

モノクロ現像は主に停止液に使う酢酸の匂いがして、これがいわゆる暗室のイメージなのだろうが、カラーは他に例えようのない独特の匂いがする。「いい匂いだなぁw」とかほざいてたが、カラー現像液には発がん性物質が含まれていると聞いたことがある。

現像液は機械で35℃に保つようになっているが、プリント中は少なからず蒸発して部屋に充満していることになる。かなりヤバいものを好んで嗅いでたんだな。

廃液を溜めていたタンクも、空になってスッキリ。

ところで、この日は朝から頭がボーッとして動かなかった。人とちゃんと会話できているのか自分でも分かってない。夕方、とてつもない眠気に耐えられなくなり、とうとう寝落ちしてしまった。起きたら夜の9時。おかしいな、昨日は寝たのだが。

そういえば、と思い出す。
前の晩寝ていて、舌で喉が詰まり、息が苦しくなって、姿勢を変えた・・・ような気がする。SAS(睡眠時無呼吸症候群)なのだろうか。

数年間引きずっているうつ病も、まさか原因がコレなのではないか、という考えが過る。
朝起きられない、眠くて仕方がない、外に出るのが億劫、無気力。そういうことが度々あった。「あぁ、見たい写真展が終わってしまう。」と思ったことは数知れず。

うつ病の原因が、SASだとしたら。
些細なきっかけで引き起こされたものだとしたら。

この数年間は何だったんだと、バカバカしくて笑えてきそうだ。(本当に笑えると良いんですけど) もっとも、鬱は複合的な要因で引き起こされるものかもしれないが。
タグ:GXR A12 50mm
| 日々雑感 | Comments(2)

今年もよろしくお願いします

2013010201.jpg


昨年12/30は27歳の誕生日だった。ひとつ歳をとったという実感があまり湧かないが、あと3年で30歳になるかと思うと、なんだかショックだね。大学生で20代前半の気分だったのが、卒業したら30近くて、浦島太郎が玉手箱を開けておじいさんになっちゃった、みたいな虚しさを感じる。「人にはそれぞれペースがあるよね」とか自分に言い聞かせているつもりだが、やっぱりどうしてもきれいごとにしか聞えない。早く何かしなければ。20代のうちに何かを成し遂げたい。

卒論もやっつけ、鬱病の方もだいぶ良くなってきているから、今までできなかった、やりたかったことに挑戦したい。先日の応募だってそうだ。

そのことについて、初めてだしあまり大きな期待はしていないつもりなのだが、夜中寝ていて受かる夢(初夢ではない)まで見てしまった。人にキャプションのタイトルと説明文見せたときも「良いですね〜」とか言われたから、ついその気になってしまいそう。あんまりおだてないほしい。笑
選考会は21日だそうだ。自分がその場に行くワケではなく、その後1週間以内に合否が郵送されてくるとか言ってた。結果が気になって、新年からソワソワして落ち着かない。
タグ:A12 28mm GXR
| 日々雑感 | Comments(2)

ホームページ移転

2012082001.jpg

アップルのmobile meがiCloudになって、ホームページが消えていましたが、別サーバーにアップロードしました。内容は全く同じです。訂正・登録のほど、よろしくお願いします。

http://tabiwarollei.oops.jp/

URLがちょっとカワイイ(笑)

「旅はローライ。」というタイトルだが、これは「旅は道連れ世は情け」ということわざから取ってきている。最初は「旅するローライ」も考えたが、平凡すぎるし、胡散臭い気がして(8/23追記:そこらへんのアマチュアが言うには)、今のタイトルにした。

ブログのアクセスログを見ていると、時々タイトルで検索して見てくれる人がいる。ローライとかCP31で検索して辿り着いて、タイトルが記憶に残っていたのかもしれない。見にきてくれるようで非常に嬉しい。心から歓迎したい。記憶の残りやすさも意識してタイトルは考えてある。

ところで、写真を世の中で発表するうえでも、記憶に残りやすい名前で得している人も居るのではないかと思う。鈴木理策、鬼海弘雄、とか挙げたらキリがないが。

僕の名前もかなり変わっている。「鏡」だ。去年のグループ展のときも、写真のことより先に、名前のことを聞かれることも多かった。一度聞いたら絶対に忘れない。ちょっとした武器ではないかと思う。
タグ:GXR A12 50mm
| 日々雑感 | Comments(0)

ワケあり

2012072601.jpg

バイトの面接に行っては何故かことごとく不採用になる。

4年生(本当は7年生ですけど)ですって言って、きっと長く居てくれるなんて思わないのだろう。
それに履歴書だって、見れば如何にもワケありな雰囲気。自分でもよく分かっている。2浪、3回留年、バイトも2つ3つやっているが、長続きしてない。もちろん、そうしたくてしているわけではない。うつを言い訳にしていいのかどうか分からないが、不採用と言われるたび大変な負い目を感じる。何だか履歴書を書くのが嫌になってしまった。

考えてみれば、贅沢な悩みではある。前は、ただひたすら死にたいとしか思っていなかった、裏を返せば・・・生き生きとしたかったということ。
完全に治ったとは言えないが、一進一退しながら回復して、こうして今はまたいろいろチャレンジできるようになった。悩みの質は、以前とは違う。これ以上悪くはならないだろうと頭の中では思っている。

「人生やり直したい」が以前から口癖で、頭で考えるより口が勝手に喋ってる感じだ。いまは別にそんなこと思ってないのだが(笑)人生やり直したい、裏を返せば、何て言ったらいいかね。
| 日々雑感 | Comments(4)

ホームページが消失

2012062401.jpg

ある日からホームページのアクセスが途絶えていることに気がつき、何事かと思ってみたらアクセスできなくなっていた。いつの間にかサービス終了とのことで、今後はアップルの写真共有サイトを使ってくれということらしい。前のマックのパソコンを買ったときに、アップルのアカウントを取って、ホームページを置いていた。

アクセス履歴見てると、そこそこアクセスがあった。普段まったく手を入れてないが、どんな写真を撮っているのか知ってもらうために置いてあるので、意味がないわけでもない。ブログのように一枚一枚載せるのではなく「作品」にまとめたものが良いと思っている。

もちろんホームページのデータは保存してあるので、またどこかにアップロードして公開したいのだが。。パソコンとか機械にはかなり弱いので、アップロードするだけでもまた苦労しそう。

ウィンドウズとマックでは表示が違ってしまい、片方に合わせて作ると、もう片方の表示が歪になってしまう。それぞれちゃんと表示されるように、OSごとに設定を変えてある。それも機械音痴だからかなり苦労した。弱い弱いと言いながら、なんだかんだ克服しているので、音痴ではないのかもしれないが。でも、意味の分からない記号とか数字に睨めっこするのは、ちょっとイヤだな。

カメラは説明書が無くても直感で使えるのに、おかしいよな(笑)
| 日々雑感 | Comments(0)

お久しぶりでした。

2012051301.jpg

もう一年間は学生写真を楽しむことにした。

今年も多くの新入生がやってきた。いいね〜みんな初々しくて。
サークルの新入生たちと中古カメラを買いにいく。中古カメラ屋に行くのは僕も久しぶりだった。多くはキヤノンのAE-1とか、ニコンのFEといった機種を買うが、今年は全員ニコンになった。

僕がサークルに入って最初に買ったカメラはニコンのFE2というカメラ。ボロボロだったが3万円以上払った覚えがある。今だったら半額で綺麗な状態のものが手に入る。最近は中古のマニュアルカメラはお手頃な値段になったが、なんだかんだ言って写真はお金がかかる。みんな頑張ってね(笑)

みんながニコン使っているので、僕も久々に使ってみたくなった。最近ずっと28mmレンズが欲しいと思っているのだが、暗室用のネガキャリアを買ってしまったので、また今度にした。それにF3もFM2も新入生に貸していて、レンズ買っても今すぐには使えない。同じ28mmならGR1で頑張るのも良いかも?なーんて。
タグ:GXR A12 50mm
| 日々雑感 | Comments(2)

学生生活

2012041004.jpg

前回の続き。

カロタイプ講評講座、今はまだいいかな、というのには他にも理由がある。

今年は大学7年目にして、ようやく残りの単位が卒論だけになった。卒業という目標が具体的に見えるようになって、あと一年かと思うと、何だか急に淋しい気持ちになった。今まで逃してしまったぶんまで、今年は学生生活を楽しみたいという気持ちが強くなってきた。

同期はとっくに卒業して、僕は3度も留年して、中退しようかとも考えたこともあった。自分はとても悪いことをしているみたいな気がして、本当に卑屈な気分だった。そういう嫌で仕方なくやっていたと思っていたつもりの学生生活が、いきなりコロッと考えが変わって、本当に勝手だなと我ながら思う(笑)来年は笑って卒業できるようにしたい。
タグ:A12 50mm GXR
| 日々雑感 | Comments(2)

若いです(笑)

2012040201.jpg

大学に留年の手続きをしに行った。今度で3回目の留年になる。新入生を多く見かけた。分かる人は、一目見て新入生と分かる。

僕は、よく実年齢より若く見えると言われる。どれくらい若く見られるかというと、家族でレストランで食事するときに、僕だけお茶ではなく水を持ってこられたことがあった。小中学生くらいに思われたのだろうか。店員のおねーちゃんは僕より若いと思うのだが。。でもそれは大学に入った最初の1〜2年(20〜21歳)の頃が最後で、最近はない(笑)

大学の先輩や同期にも、昔と全然変わってないと言われる。久しぶりに会って、前に見たときと同じイメージなのだそうである。僕が1,2年のときに撮った写真と見比べたこともあるが、確かに変わってないようにも見える。

良いのか悪いのかよく分からないが、大学に居ても違和感はないと思う。
しかしあと3年数ヶ月で30歳なるというのが、ちょっと信じられない。気分はまだ20代の前半。

この日は、屋外でサークルの新歓活動が行われていた。さすがに僕は新入生と思われないだろうな(笑)
タグ:GXR A12 50mm
| 日々雑感 | Comments(2)

続きというほどでもないが

2012012401.jpg

今年の3月11日は用があって外に出ていた。14時46分のときには地下鉄に乗っていたが、異常時訓練の緊急停車は無かった。周りの人たちは、携帯見てたり、おしゃべりしてたり、寝てたり、車内は平和そのもの。

帰りがけに、久々に2Bに立ち寄る。2B暗室に置きっぱなしの私物と、持ち帰り忘れたままのカラーネガを回収しに。ちょうど35、36期の人たちが展示の準備をしていた。磨きのかかった作品群が、大テーブルに並べられると「おぉ〜」という声があがる。並びや順序などのアドバイスを渡部さんから受ける。自分はこうしたいが、渡部さんからは別の見方を示される。しかし作品はあくまで自分で決める。作品づくりの中で、いちばん楽しくもあり、悩ましいところ。今度の20日から、渋谷のルデコで35・36期の人たちの展示が始まる。

2012031801.jpg

写真を楽しむことができるのは本当に幸せ。自分は生かされている。だから全力で生きなければ。僕も写真を撮ろうと思った。(撮ってますよ)
タグ:A12 28mm GXR
| 日々雑感 | Comments(0)

3月11日

2012031701.jpg

3月11日、震災から一年。その日のテレビは、追悼番組が目白押しである。

僕は今まで震災の時から知りたかったことがあった。

NHKでやっていた被災地の夜という番組を見た。(http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0311/)地震と津波がやってきて、生き残った人たちは、一年前の同日同時刻(夜9時にやっていたから)に何をしていたか、中継でインタビューするというものだ。

ある人は、建物の屋上まで津波が迫り、煙突にしがみついて何とか助かったが、家族の無事を思いながら、街が消滅して音も光も無い真っ暗闇をただ呆然と眺めていた。星空がとてもきれいで、余震がくると地鳴りみたいなものが響き渡って、とても恐怖を覚えたそうだ。

志津川病院では病院の大部分が津波で破壊され、生き残った人たちは上の階で身を寄せ合っていた。寒さで、体調を崩す人もいれば、亡くなる人も。しかし、みんな「自分より先にあの人をみてあげて」と言ったそうである。

高台に緊急停止した電車の中では、津波からは逃れたものの、乗客たちが車内で一夜を明かす。死を覚悟して遺書を書いた人もいるという。食べ物や、ペットボトルの水をキャップ一杯みんなで少しずつ分けたりしたそうだ。そんな中で、自分の子供を探しているという母親がやってきた。真っ暗な中、瓦礫や土砂に阻まれて大変に違いない。母親が車内に入ると、それまでずっと黙っていた子が泣いて母親に飛びついて、無事に再会した。車内では拍手が上がったそうだ。

・・・など、それぞれの体験が被災者自身によって淡々と語られた。

僕の陳腐な文章ではとてもテレビの内容をそのまま伝えるのは難しいけど、誰もが自分の生と死の間にあった人たちながら、お互いに支え合って、励まし合って朝を待っていたのかと、本当に必死に生きて耐えたんだなと思った。

あの日は、地震が起きて、津波が海沿いの街を襲う様子もテレビでずっと見ていたが、やがて夜になり被災地の様子が分からなくなってしまった。いつまで起きていても仕方ないので、寝ようと思って布団に入った。しかし落ち着かない。

あのような状況の中で生き残った人たちは、暗闇の中で、起きてしまった現実に対して、何を思い、考えているのか。この時からずっと、それが知りたかった。

つづく
タグ:A12 50mm GXR
| 日々雑感 | Comments(3)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。