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秋の夜長の暗室

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練習がてら、久々にモノクロプリントをした。
ネガは、これもまた久々のハッセルSWCで撮ったもの。

SWCというのは、ハッセルブラッドの超広角専用カメラ。
構造により、画角が約90度の超広角レンズが、それ専用のボディーに固定されている。一眼レフではなく目測なので、ファインダーを覗いてピントを合わせるということができない。

超広角だから絞りを絞ってパンフォーカスで撮れると思われがちだが、ピントはけっこう薄い。かと言って、∞(無限遠)に合わせて遠景を撮るのは、単調で面白みが無いし、レンズに撮らされているだけだと思う。

どんな場合で威力を発揮するかというと、狭い場所など比較的近い撮影距離ではないかと思っている。ヒューマンレンジファインダーが撮影の機会を増やしてくれた。一発で簡単にピントを合わせることができてしまう。詳しくはこちらを参照してみてください。(http://d.hatena.ne.jp/satorw/20100705

しかしプリントした写真を見て「これもやっぱりレンズに・・・」と思わないことも、ない。正方形で超広角は本当に難しい。

HASSELBLAD 903SWC + Biogon 38mm/f4.5 + T-MAX400

2011101902.jpg

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