今日は暖かかった。
最近、目覚ましがなる前に目が覚めるようになった。季節が変わったんだなと思う。
今日は大学の写真サークルで廃液回収があった。現像に使った薬品類はそのまま流せないので、専門の処理業者に回収してもらわなければならない。
100リットルで1万円。1リッターあたり100円ということになる。伝票を見てみると、処理方法の欄に「中和」って書いてあった。中和してどうするのだろう、川に流すのだろうか。。
昔は資源として回収され、廃液を「買って」くれたそうである。廃液から銀(フィルムや印画紙には銀が使われているため)を取り出して再利用していたらしい。今やってないということは、採掘された銀を買ったほうが安いんだろうな。
僕も自宅の部屋が暗室になってしまったので、個人で廃液を回収してもらえないか尋ねたら、大丈夫とのことだった。業者は主に写真屋や、病院でも回収しているそうである。サークルとか個人はあまり居ないのだろう。
何で病院なのかというと、レントゲン撮影。レントゲンって撮ったことないから知らないんだけど、レントゲン・・・つまりX線フィルムも現像液に何分って浸して、、まぁ機械で自動でやるんだろうけど、時間が掛かるものなのかね。
サークルの暗室に来たのは、多分、一年ぶりくらいになる。自分の名前が書いてある印画紙がいくつか出てきた。買った覚えがないのだが・・・。この後出かけるつもりでいたが、荷物が増えてしまったので、大人しく帰ることにした。
暗室作業などを学び、いろいろ思い出深い場所だが、もうここの暗室でプリントすることはないだろうな。
2012-04-24 21:33
| 写真の話
| Comments(2)
僕がラボで働いていた時は、廃液は海洋投棄でした。
海に捨てちゃうなんて最初聞いた時はびっくりしました。
E6の薬品は劇物表示(ドクロマーク付き!)されてるものも
ありましたからね。
今は海洋投棄はされていないみたいですが、、まぁ薄めてどこかに流してるのでしょうか。
放射性物質の垂れ流しに比べれば可愛いもんですが(笑)
それを思うと、大量の水と化学薬品を使う銀塩写真の未来は
やはり明るくないのかな。。と、その当時も思いました。
残念なんですけどね。
と言いつつ、使えるうちはまだフィルム使いますよ!
せっかくこの時代に生きているのですから。
長々とすみません。
by kurocame (2012-05-02 21:46)
今は、マニフェストという、何処の業者で処理をしました、
という伝票を数年間保存する決まりになっているので、
管理はマトモになっているんでしょうね。
それにしても、海洋投棄なんてしてたんですねぇ。
環境にも悪いし、コストもかかるし、今の時代に合ってない
といえば、確かにそうかもしれませんが、
使えるうちはまだ幸せかな。
もう少しインクジェットが良くなったらとも思うのです。
インクジェットの光沢用紙が、グロッシーの印画紙と同じような
光沢になってくれればなぁ、とか色々。
値上げ、ディスコンのニュースには毎度ビクビクしてます。
RAが無くなったら僕は困ります(笑
by chillout (2012-05-03 22:41)