被写体の向こう側
テレビを見ていたら動物写真家の岩合光昭が出ていた。NHKの「世界ネコ歩き」という番組だった。4/10(水)に放送される内容の予告編みたいなやつで、アメリカ、フロリダのキーウエストという町の猫ちゃんたちを訪ねるというもの。
この町では老後の人生を過ごす人が多く、温暖な気候で猫ものんびり暮らしている。その中で、岩合さん曰く、猫が生きていけるのは、町の人が猫を大切にしている証拠だとか。なるほど。被写体を通して人とか社会をどう見てるか・・・と、はっきり言ってワケではないが(ネコ特集だし)、多分そのような見方をしているんだろうなと思った。写真って物の見方とはよく言われる。
藤原信也も町にノラ猫が居るかどうかで、その町にどれだけ人の営みがあるか分かると、何かの本で読んだ気がする。
世界的にも岩合さんはかなり有名なのかどうか。『The Photo Book』という本には日本人も数人紹介されているのだが、その中に岩合さんも紹介されている。載っていたのは「サバンナからの手紙」の写真だったと思う。この本はちょっと欲しい。ずっと買おうと思っていたのだが、円安になってしまった。
2013-04-06 00:55
| 写真の話
| Comments(2)
ベトナムはね、放し飼いの犬がいるんだよ!
とてもやさしい犬なの。
みんなにかわいがってもらっているのがわかるんだ。
南米とかだと野犬は怖い感じだったけど、
土地の人が見えてくるよね。確かに。
by カエル (2013-04-10 17:08)
放し飼いですか〜。
ネパールにも放し飼いなのかノラなのか見分けのつかない、
人懐っこい犬がたくさんいました。
バンコクでは子猫が「エサくれ〜」ってよちよち歩きで近寄ってきたのにはやられました(笑)
南の方に行くと、人間も動物も穏やかな気がします。
by chillout (2013-04-11 11:26)