待つ
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
12/30は僕の誕生日だった。26歳になった。誰かが前日にフライングしてくれなければ、危うく誕生日という意識もなく一日を迎えるところであった。その日、モノクロプリントすることしか考えていなかった。
年の瀬でもあり一年を振り返る機会にもなるから、この日にちは深い意味がありそうなのだが、仮にそうならば、忘れるなという話だ(笑)
昨年は「待ちの一年」とか「探りの一年」に尽きる一年間。
写真に関することで言えば、春先から夏にかけて、たくさん撮ってプリントしたり、9月には写真展も経験することができたが、僕には将来何かしたいとかいう具体的な理想が無いので、何かの目標に対して攻めるということは、あまり無い。
できれば、大学は普通に4年で卒業して就職したかったところだが、鬱パニックでそれができなくなってしまった。今は大学も7年目、今年も卒業はできない。実現の可能性は既に限りなくゼロに近いと思う。
だから、今できることをすれば良いということにしている。それに、目標を持つのは、反面それ縛られることでもある。あらゆる選択肢を残しておきたい。努力しないのとは違うが、流れに乗ればいい。ひとつ何かをやり遂げて、次に見えるものに進む、キーワードは「流れ」だ。
そうは言っても、写真を通して多くの方とも知り合うこともできて、実りある一年でもあった。既に流れに乗っているのかもしれない。
「目標」という言葉はあまり好きではないが、待って、探って、流れる先に見えてくる目標は、悪くないかもしれない。
今年はどんな年になるだろうか。
射光
金丸真に注文したニールセンフレームとストレージボックスが届いた。
フレームは展示で使ったのと同じ14×17インチのシルバー。ただし飾るのは自分の写真ではなく、僕が作者の方から買った作品。このことについての話はまたの機会に。
ストレージボックスには展示した写真をマットごと収めた。
展示が終わって疲れがどっと吹き出て、風邪をひいた。
長引いてしまったのは、かぜ薬と栄養ドリンクを一緒に飲んだからなのか、どうなのか。あとから知ったのだが、それは逆効果らしい。
体調が落ちれば、気力も落ちる。やがて体調は割と良くなってきたが、未だ気力は上がらず。精神的に病みっぱなしである。
数年前に鬱病とパニック障害にやられてから、抗鬱剤を飲み続けているが、今度はほとんど効果が感じられない。波みたいなもので、こういうことは今まで何度もあったが、今度もけっこう手強い。
写真展巡りなんかも再開したいところだが、それ以上に外に出るのが苦痛になってしまった。近所のスーパーに行くのも辛い。
特に生理的にダメなのが電車とか人ごみ。
もし、違うタイミングで、今度のように調子を崩したら、この写真は撮ってないかもしれない。
展示した一枚、個人的にも割と好きな一枚だ。
カメラ:ローライフレックス 2.8F プラナー80mm
フィルム:フジカラープロ400
印画紙:フジカラープロフェッショナルペーパー グロッシー
街灯
新学期になった。大学辞めるだの何だの言いながら、結局もうまた1年行くことにしてみた。もしかしたら半年で諦めるかもしれないが。三度目の正直で卒業を目指す。
この世に「当たり前」は存在しない。良くも悪くも今日と同じ明日は来ないと思っている。でも明日は今日よりも良い結果が生まれるかもしれない。「また体を壊したら」と考えると不安だが、でも自信が全く無いわけでもない。やってみなければ分からないのだ。
久々に授業というものに来てみる。早々から遅刻しそうになり、地下鉄を使う(いつも巣鴨から歩きなので)。間に合った!と思ったら何か変。曜日を間違えていたようだ。授業が月曜日とメモをしたのが、よく確かめてみたら火曜日だった。とんでもない休みボケだな(笑
学内は学生たちが「やんや」と溢れ返っている。若いね。10代が遠い昔のよう。自分も1年生くらいからやり直せたらなぁ。
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Untitled
大地震から半月が過ぎて、世の中は徐々に落ち着きを取り戻してきているが、電車が止まったり、計画停電があったり、今までと環境が変わったのがストレスになって少々体調を崩してしまった。
NASAの物理学者によれば、今度の地震の影響による地殻変動で、地球の地軸がわずかにずれて、自転が1000万分の16秒早くなったそうだ。全然イメージが湧かない数値だが。
それと関係は無いだろうが、地震後から何となく時間が過ぎていくのが早くなったような感じがする。朝起きたと思ったらあっという間に日が暮れている。インパクトが強すぎたせいだろう。津波が街を襲う様子をテレビ中継で見たのが、つい何日か前のことのようだ。
地球というのはマグマの上に大地が、薄皮一枚が乗っているようなものだと聞いたことがある。日常というのもそれだけ薄くて、脆く壊れてしまいやすいものなのか。
もう3月も終わりだ。
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Untitled
そろそろ自立支援医療の更新期限だ。診察や薬にかかるお金はけっこう高い。お札が一枚、また一枚と飛ぶように無くなり、ひもじい思いをしていたが、それでも国保は三割負担。普通に払うとすごい金額になってしまうんだな。そこで件の医療支援制度を使うと三割負担から一割負担に減額してくれるので、これにはかなり助けられているというもの。どこからそんなお金が出るかというと、もちろん皆さんの税金からで、人はそうやって持ちつ持たれつ見えないところで関わりを持っているということを最近思うようになった。
お金が浮いたから、ラッキーというワケではなくて、僅かながら街頭募金にお金を入れることにしている。時々、募金するよう迫ってくる怪しいやつもいるが。別にかわいそうだからとか、そんなことは思わない。自分も助けられているのだから、自分も誰か頑張っている人の力になりたい、せめてもの感謝の気持ちだ。
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Untitled
今年に入ってからジョギングなんてのをやっている。
週3〜4回くらいのペースで、1周で1kmになるようにコースを決めて、はじめは2〜3kmから、今は6〜7km、そのうち10kmはいきたい。ジョギングというか、マラソンだよな。体調も段々と取り戻してきたので、これから健康な体を維持したいと半ば思いつきで始めてみたが、意外と続いている。
病院に通いはじめてから1年半くらいは経っていると思うが、体調が良かったり悪かったり繰り返して来たが、長い目で振り返ると確実に良くなって来ているとこの頃感じるようになって来た。
息もできないくらい苦しかったあの時がまるでウソのよう。それ含めて、生きている証なのかもしれないが。でもやっと終わったのかな。今は3〜40分間走りっぱなしでも平気だ。健康というのは本当に有り難いものだと思う。健康な体をくれた親だとか、生かしてくれている周りの存在には感謝、といったらちょっと大げさかな。
ナンセンスな考えだが、これがもし理解のない親だったらどうだろう。今ごろこの世には居なかっただろう。
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夢
(再掲)
あけましておめでとうございます。
前記事では沢山のコメントいただきありがとうございました。
長い人生、人にはそれぞれあるというものですね。自分一人ではないという気がして、励まされたような気持ちです。今の自分が不幸だとは決して思ってはいませんが、今の苦しさが嘘のように晴れるときが必ずやってくると信じて、前向きに生きていこうと思います。
いきなり壮大なスケールで書いてはみたものの、留年と分かっていた昨年とは違い、今年は何もかもが全く不明。逆に様々な捉え方ができるかもしれませんが。
ブログはいつもどおり、仲良くしていただければ幸いです。
今年もよろしくお願いします。
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